CP+ 2012

震災やらタイ洪水やらで去年の残念ムードを払拭するべく(?)、各社大量の新製品投入となった今年のCP+
去年同様ねりねりとしてきましたということでレポ


明日は幕張な気もするがキニシナイ!


今年からリコーと一緒のペンタックス
展示はQから645D、さらにはGXRにGRD4とまさに変態個性的カメラの展覧会状態
そしてそれに拍車をかけるようなK-01のタッチ&トライコーナー
とりあえず試してみて分かった事は

  • 電源ON時にコトコトッと言わなかったのでDR2っぽい?
  • 極薄レンズ、DA40mmF2.8 XSはQSF非搭載
  • 銘板より中心側にはちゃんと27mm径のフィルターネジが切ってある
  • インナーフォーカスではないので、その中心側がフォーカス時に少し伸びてコンニチハ!する
  • 設定でAF時の自動拡大にチェックを入れれば、シャッターを半押しでAF動作後、そのまま半押しを維持している間はフォーカス位置をアップにする事ができる


自動拡大はQSFのあるレンズだと便利に使えそうな気配、というかK-5にも欲しい
それ以外のAF速度や重さなどはまぁ想定の範囲内だったので、GF2の様にお値段がいい感じになればあるいは!といった印象


参考出品だった望遠鏡レンズこと560mmF5.6は去年のGPS同様ガード値高し
2個並んだスイッチの事も、胴鏡上の3つのネジの事もノーコメント
一番根元寄りのネジがフィルター差込口、真ん中が三脚座の固定ってのはなんとなく見当が付くのだけれど、一番前のが何のネジなのか分からない
実はそこで先頭レンズ群を固定していて、運搬用に分解できます!とか、外すと400mmのレンズとして運用できます!とかだったら面白いなぁ
無いだろうけど


今年がオリンピックイヤーという事で、プロ用機が更新される事が分かっていたニコキヤノを除いて、一番の人を集めていたのがOM-Dを発表したばかりのオリンパス
OM-Dを一足早く試せるハンズオンコーナーは見た限りで最長180分待ちの看板が出るほどの大盛況
ある程度人がはけてから*1自分も触ってみたけれど、コレはスゴイ
背が高くて妙にペコペコするボタンやマニュアルズーム時に砂でも噛んでいるかのようなジャリジャリ感のあるレンズのような減点ポイントが無い訳ではないが、そんなもんどうでもいいと思わせるような良さがあった
ヨロシク未来(の俺)!で予約しようか悩むぐらいに衝撃的だった


逆の意味で衝撃的だったのはキヤノンのミラーレスに対する回答第一弾ことPowerShot G1 X
コレ初期試作機?と言いたくなる位に微妙だった
片手で扱えないぐらいに重いし、グリップは握りづらいし、ズームもAFも、あろうことかシャッターを切ったあとの画像保存も*2何もかもがもっさりで、せっかくレンズを交換しない事で最適化されたパフォーマンスを最大限発揮できるとか言ってたのが、まるで寝言のようにしか聞こえなくなってしまった
もしかしたら、こんなもの買うんならkiss買ってくれという壮大な自演芸なのかもしれない、と思ってしまうほどガッカリした
できれば発売までに、ダメでも次に何とかなってるといいかな
買わないだろうけど


以上、興味があったので触ってきた的なCP+レポでしたっと

*1:それでも30分待ち

*2:コレは保存先のSDカード次第で解消するかもしれないが、会場ではシャッターを切った後、「しばらくお待ちください」表示が出て待つ必要があった